結局私は個人事業主と起業のどちらをえらんだのでしょう
答えはブログタイトルにも書いてあるのでバレバレですが起業を選びました。
でも会社の退職を選んだとき最初はさほど起業する気はなく個人事業主でやるつもりでした。 起業を選んだ理由はほんの少し変わったきっかけがあっただけです。
起業決断までの道のり
きっかけ
これまで起業起業と言ってきたのになんだよ!!って話ではあるのですが実は会社の譲渡を受けました。
その会社というのは私の叔父が作った有限会社。1986年創業でその時私は10才。叔父は独身だったので当時大人気のファミコンを買ってもらったり野球観戦に連れていってくれたりと、初甥っ子という立場で可愛がってもらった記憶しかありません。
しかし叔父が会社を作ってたったの2年後、私が12才の時に42才の若さで病気で亡くなってしまいました(いまの自分と同年代でした)。
そして、叔父が作った会社はその後私の母親が会社を譲り受けていたのです。
退職と独立を知らせると
親と食事をした際、会社の退職と独立することを伝えた時にこの叔父が作った会社の話を聞きました。 そしてこの会社は私の母親が今も持っていること、そして長い間休眠状態になっていることも知りました。
「もらってくれるなら嬉しい」と言われ
母親からは 「廃業するにもお金がかかるのでいままで休眠させてきたけど、思い入れもあるしもし貰ってもらえるなら嬉しい」
と言われ悩みました。選択肢が一つ増えてしまったからです。
- 個人事業主になる →やる気だった
- 起業をする →あまりメリットを感じていなかった
- 会社もらう →追加
困ったな・・・。さてどうするか
メリット、デメリットがわからん
もしもいまある会社をもらったとしていい事があるのか、それとも下手な重荷が増えるだけなのか。
親は「借金もないしキレイにしたままだから多分デメリットない」
といいます。
母親はしっかりした人なので信用はしつつも「実はもらったら過去の遺産がでてきた」とかになると負担以外の何物でもありません。一旦保留にしました。
調べてもよくわからん
それ以来、ネットで調べてみるものの「0から新規開業する手順」は情報たくさんあります。「遺産・相続」「事業継承」もよく見かけました。
「休眠している会社をもらうデメリット」は結構情報ありました。休眠前の借金の請求がくる、休眠がちゃんと届け出ていなかったら法人税や都道府県税の滞納分が請求される。・・などなど休眠会社、法人の譲渡は気をつけなさい!というこわい記事ばかりです。
それに対して「休眠している会社をもらうメリット」の情報は全然ありません(汗)
だったらやってみよう!!
メリットはあまりなさそう。でも(親の言葉を信じれば)デメリットもそんなにない、、ような気がする。
ならばせっかくの縁。小学生の頃の恩返しや親孝行だと思っていっちょ貰ってみてやってみればいいか!と思うようになりました。
ながくなってしまったので今回はここまで。
次回は 休眠会社を譲り受けてもいいと思った訳。ポジティブにいきましょう! です
いくら親の休眠会社でも「多分大丈夫」という言葉を鵜呑みにはできません。もらった後に負担が多いようなら素直に廃業してもらった方がお互いのため。 できる限りネガティブな要素を理解した上で会社の譲渡を受けたつもりです。次回はどのようなことをクリアして譲渡を受けたかを書きます。